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ブックレビュー: 2018年12月アーカイブ
司馬遼太郎: 燃えよ剣(下)
- 2018年12月28日 08:50
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元治元年6月の池田屋事件以来、京都に地の雨が降るところ、
必ず土方歳三の振るう大業物和泉守可兼定があった。
やがて鳥羽伏見の戦いが始まり、薩長の大砲に白刃でいどんだ新選組は無残に敗れ、
朝敵となって江戸へ逃げのびる。しかし、剣に憑かれた歳三は、
剣に導かれるように会津若松へ、函館五稜郭へと戊辰の戦場を血で染めてゆく。
昭和47年6月15日 発行
平成30年7月15日 113刷
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安藤優一郎: 「絶体絶命」の明治維新
- 2018年12月12日 08:43
- ブックレビュー
混迷を深めた幕末とは対照的に、明治維新後の日本は「富国強兵」「文明開化」で目覚しい発展を遂げたとされるが、本当だろうか?---
本書は、維新の立役者である西郷隆盛の動きに注目しながら、
首都の大混乱、経済不況、繰り返される薩長の暗闘など、
討幕直後から崩壊の危機に晒され続けた明治政府の〝不都合な真実〟を描き出す。
近代化の光に覆い隠された「本当の維新史」とは?
2018年1がつ18日 第1版第1刷
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司馬遼太郎: 燃えよ剣(上)
- 2018年12月 6日 08:23
- ブックレビュー
幕末の動乱期を新選組副長として剣に生き剣に死んだ男、土方歳三の華麗なまでに頑な生涯を描く。
武州石田村の百姓の子〝バラガキのトシ〟は、生来の喧嘩好きと組織作りの天性によって、
浪人や百姓上りの寄せ集めにすぎなかった新選組を、当時最強の人間集団へと作り上げ、
己も思い及ばなかった波紋を日本の歴史に投じてゆく。
昭和47年5月30日 発行
平成30年5月25日 119刷
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