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ブックレビュー: 2018年9月アーカイブ

伊東 潤: 黎明に起つ

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応仁・文明の乱で荒廃した都。

備中の荏原庄で育った伊勢新九郎は、

兄を討つことを強いた守旧勢力の権力闘争を憎んだ。

下向した駿河で、東国を新天地とすることに定め、

茶々丸、三浦道寸ら好敵手との対決が、新九郎とその一族を押し上げていく。

 

2017年3月15日 第1刷発行

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火坂雅志: 天下 家康(上)

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幼いころに父を失い、織田、今川両家の人質となり、労苦を重ねる家康。

桶狭間の戦いで、今川から自由となったが、織田と同盟を結んだことにより戦いはまだまだ続く。

越前朝倉攻め、姉川の戦い、三方ケ原の戦い、長篠の戦、甲州討ち入り、上田合戦。

この時代に生きる事とは戦う事であった。戦無き世を夢見て、家康は戦い続ける。

 

2018年1月10日 第1刷
2018年1月30日 第2刷

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