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ブックレビュー: 2017年12月アーカイブ

安部龍太郎: レオン氏郷

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織田信長に見出されて娘婿となり、その薫陶を受けて成長した蒲生氏郷。

世界とわたり合うために天下統一を急ぐ信長の下、活躍を続ける氏郷だったが、

長島一向一揆での惨劇を目にして心が大きく揺らぎ始めた。

そして本能寺の変が------。

茶人やキリシタンとしても知られる氏郷には、その器量を畏れた秀吉が毒を盛ったとの説も。

 

2015年11月24日 第1版第1刷

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加藤 廣: 利休の闇

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利休VS秀吉、最悪の結末までの真実とは如何に。

明日をも知れぬ戦国時代、信長と武将たちにとり、「茶」とは何だったのか?

天下を治めた秀吉がそれに変化を求めたがゆえの黄金の茶室と北野大茶会の理由とは?

そしてその変化を見抜くことができなかった利休の誤算とは。

 

2017年10月10日 第1刷

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安部龍太郎: 彷徨える帝(下)

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かつて今川了俊を謀反に導いた黒色尉の面は将軍足利義教の手に落ちた。

白色尉の面に操られた鎌倉公方足利持氏の反乱も義教に鎮圧される。

しかし、恐怖政治を強める義教にも苛烈な運命が待ち受けていた。

次第に明らかにされる能面の秘密、そして後醍醐天皇を怨念へと駆り立てた太古の記憶とは。

 

平成17年2月25日 初版発行
平成25年8月15日 3版発行

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