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ブックレビュー: 2017年9月アーカイブ

永井路子: 山霧 毛利元就の妻(下)

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大内氏と尼子氏の二大勢力のはざまで翻弄され続ける元就。

たび重なる危機的な戦い、身内の裏切りなど苦境を乗り越えて、

戦国時代屈指の名将の階段を上っていくが、

隣にはいつも、愚痴っぽい元就を支えた妻の天性の明るさがあった。

 

2013年6月10日 新装版第1刷

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永井路子: 乱紋(上)

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織田信長の妹・お市と近江の雄・浅井長政の間には三姉妹がいた。

長女・お茶々は、秀吉の側室として権力をふるつた後の淀君。

次女・お初は京極高次の妻となり、大坂の陣で微妙な役割を演じる。

そして、もっとも地味でぼんやりしいてた三女・おごう。

彼女には、実に波乱に満ちた運命が待っていた-----。

 

2010年8月10日 新装版第1刷
2011年1月30日 第8刷

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永井路子: 山霧 毛利元就の妻(上)

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十六世紀初めの戦国時代。

土豪たちがひしめく中国山地の小領主だつた毛利元就のもとに、

〈鬼〉といわれる吉川国経の娘が輿入れした。

権謀術数うずまく乱世にあって、

ふたりは支え合いながら否応なく戦国の夫婦として生きていく。

やがて元就は頭角をあらわしはじめるが------。

 

2013年6月10日 新装版第1刷

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永井路子: 岩倉具視 言葉の皮を剥ぎながら

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明治維新の立役者の一人、岩倉具視。

下級公家に生まれ、クーデターの画策などで何度も追放されながら、

いかに権力の中枢にのし上がったのか。

 

2011年2月10日 第1刷

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火坂雅志: 左近(下)

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人生、意気に感ず------。大和の守護となった筒井家に、

織田信長が明智光秀によって本能寺で討たれたとの一報が届く。

去就を決しかねる筒井家で、静観を主張する島左近は、偵察に出た先で山伏を捕捉した。

その山伏こそ、羽柴秀吉の奏者・石田三成だった------。

なぜ、左近は三成に仕えることになったのか。

秀吉の死を機に牙を剥き始める徳川家康。

再び風雲急を告げる天下に“いくさ人”島左近の真価が問われる!

 

2017年5月22日 第1版第1刷

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