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ブックレビュー: 2016年10月アーカイブ
火坂雅志: 壮心の夢
- 2016年10月28日 08:22
- ブックレビュー
天下を統一した秀吉の許に、それぞれ胸に野望を抱いた者たちが群れ集まってきた。
摂津の主となり、信長の武将として活躍した荒木村重の晩年の姿を描く「うずくまる」や、
琉球征服を夢み、秀吉から琉球守の名を賜った亀井茲矩の見果てぬ夢を綴った「おらんだ櫓」など、
十四人の男たちを活写した歴史短編集。
2009年2月10日 第1刷
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帚木蓬生: 蝿の帝国 軍医たちの黙示録
- 2016年10月21日 08:26
- ブックレビュー
日本占領下の東南アジアに、B29の大空襲を受けた東京に、
原爆投下直後の広島に、そしてソ連軍が怒涛のように押し寄せる満州や樺太の地に、
医師たちの姿があった。
国家に総動員された彼らは、食料や医薬品が欠乏する過酷な状況下で、
陸海軍将兵や民間人への医療活動を懸命に続けていた。
平成26年1月1日 発行
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池波正太郎: 鬼平犯科帳 8
- 2016年10月14日 08:30
- ブックレビュー
悪い事をしながら良い事をし、良い事をしながら悪事を働く。
心を許し合う友を欺して、その心を傷つけまいとする。
全く人間とは奇妙な生きものよ------。
とは鬼の平蔵の心の底からの述懐である。
2000年6月10日 新装版第1刷
2010年3月15日 第14刷
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佐藤雅美: 頼みある仲の酒宴かな
- 2016年10月 7日 08:49
- ブックレビュー
日本橋・白木屋の土地は自分のものだと、老婆が鏡三郎に訴え出た。
とはいえ証拠の書類は消失したという。
だが、背後には怪しい浪人が軍師として付いている様子だ。
その浪人、柴田帯刀は凄腕の剣の遣い手のうえ、やけに金回りもいい。
果たして柴田の正体は、そして白木屋の土地は本当に老婆のものなのか?
2016年9月10日 第1刷
PS: このくらい、ひねっていただくと実に面白い。
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