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ブックレビュー: 2016年4月アーカイブ

池波正太郎: 鬼平犯科帳 1

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斬り捨て御免の権限を持つ幕府の火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵。

盗賊たちには“鬼の平蔵”と恐れられている。

しかし、その素顔は義理も人情も心得た苦労人である。

 

2000年4月10日 新装版第1刷
2013年1月20日 第24刷

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藤沢周平: 回天の門(上)

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おれは遊蕩児だ。後継ぎにはなれぬ-------庄内領清川村の素封家の長男として生まれた斉藤元司は、

自我をおし立て貫き通す、ど不敵な性格であった。

孤独と閉塞感から逃れ、広い世界を見て学問をおさめたいと、十八歳で出奔して江戸へ出たが-----。

 

2016年3月10日 新装版第1刷

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安部龍太郎: 信長燃ゆ(上)

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「天下布武」-----武力を背景に世を変革してゆく信長は、天正九年、安土を中心に磐石の体制を築いていた。

だが、巨大になりすぎた信長の力に、好誼を結んできた前関白・近衛前久らの公家も反感を持ち始める。

武家と朝廷の対立巻き込まれながら信長に惹かれる東宮夫人・勧修寺晴子、

信長に骨髄の恨みを抱く忍者・風の甚助らね多彩な人物を交え埋もれた陰謀を描く。

 

平成16年10月1日 発行
平成27年12月15日 5刷

 

 

 

 

 

 

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佐藤雅美: へこたれない人 物書同心居眠り紋蔵

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しがない小役人の山本庄蔵は葵の御紋が付いた提灯や長持ちを使って、ひと儲けを画策する。

お上に知られた庄蔵に下されるのは「江戸払い」か「御扶持召放」か?

差し戻された裁決は、紋蔵のもとに。

当の庄蔵はちょこまか江戸を動きまわり、聞きしに勝る図太さで、へこたれない。

 

2016年3月15日 第1刷発行

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