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ブックレビュー: 2016年1月アーカイブ

磯田道史: 江戸の備忘録

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信長、秀吉、家康はいかにして乱世を終わらせ、江戸の太平を築いたのか?

江戸時代の「役人の数」「政府の規模」「教育水準」はいかほどだったのか?

気鋭の歴史家が民の上に立つ為政者=武士の内実に分け入り、

今の日本の土台となった江戸時代の成り立ちを平易な語り口で解き明かす。

 

2013年11月10日 第1刷

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半藤一利: 幕末史

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嘉永六年(1853)六月、ペリー率いる米艦隊が浦賀沖に出現。

役人たちは周章狼狽する。やがて京の都はテロに震えだし、坂本龍馬も非業の死を遂げる。

将軍慶喜は朝敵となり、江戸城は開城、戊辰戦争が起こる。

新政府が樹立され、下野した西郷隆盛は西南戦争で城山の地に没す------------。

 

平成24年11月1日 発行
平成25年6月10日 七冊

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池波正太郎: 男の作法

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てんぷら屋に行くときは腹をすかして行って、

親の敵にでも会ったように揚げるそばからかぶりつくようにして食べなきゃ・・・・・。

勘定、人事、組織、ネクタイ、日記、贈り物、小遣い、家具、酒、月給袋など百般にわたって、

豊富な人生経験をもつ著者が、時代を超えた〝男の作法〟を語り、

さりげなく〝男の生き方〟を説く。

 

昭和59年11月25日 発行
平成27年5月25日 94刷

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土橋章宏: 幕末まらそん侍

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黒船の来航により、風雲急を告げる幕末の世。

安政二(1855)年、安中(群馬県)藩主・板倉勝明は、藩士の心身鍛錬を目的として

安中城内より碓氷峠の熊野神社までの七里余り(約30キロ)の中山道を走らせた。

“安政の遠足”とも呼ばれた、日本のマラソンの発祥である。

美しい姫をめぐりライバルとの対決に燃える男。どさくさ紛れに脱藩を企てる男。

藩をゆるがす隠密男。民から賭けの対象にされた男。

余命を懸け遠足に挑む男。悲喜こもごもの事情を背負いながら、侍たちが走る走る。

果たして勝者は?そして安中藩の未来は?

 

2015年6月18日 第1刷発行

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