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ブックレビュー: 2015年12月アーカイブ
安部龍太郎: 幕末 開陽丸
- 2015年12月28日 09:04
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鳥羽・伏見の戦いに敗れ、旧幕府は窮地に立たされていた。
しかし、徳川最強の軍艦=開陽丸の艦長・沢太郎左衛門と
盟友・榎本武揚は薩長からの圧力に屈することなく北へ向かう。
それは新政府軍に抗戦を続ける奥羽越列藩同盟を救援するため。
平成26年12月25日 初版発行
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城山三郎: 黄金の日日
- 2015年12月15日 09:00
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戦国の騒乱期、南蛮貿易で栄える堺は、今井宗久や千利休らによって自治が守られていた。
その財に目をつけた織田信長は堺衆と緊密な関係に。
今井家の小僧助左衛門は信長に憧れ貿易業を志す。
しかし信長の死後、豊臣秀吉の圧政で堺は血に塗れる。
自らの命も危機に瀕した助左衛門は、全てを捨てルソンへ------。
昭和57年11月25日 発行
平成27年 5月30日 10刷発行
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高殿 円: 剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎
- 2015年12月11日 08:48
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「紅はいらぬ、剣を持て」井伊家二十二代目当主直盛の娘・直虎は、
言うが早いか、強引に結婚を迫る相手の腰から刀を抜き取り己の髪を切り落とし-----。
のちの徳川四天王、「井伊の赤備え」で武勲を誇った井伊直政の養母にして、
遠州錯乱の時代に一命を賭して井伊家を守り抜いた傑女の、比類なき激動の人生。
2015年5月10日 第1刷
2015年9月10日 第2刷
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池波正太郎: 秘密
- 2015年12月 8日 08:53
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物のはずみで起きた決闘で相手を斬殺した片桐宗春は、
逆うらみによる敵討ちに狙われていた。
己の正当のため討たれまいと逃亡に身を窶す宗春だったが、
江戸に潜んで町医者として暮らすうちに触れた人情と心意気、
肉親の縁にいつしかその心が変わりゆく・・・・・・・。
2013年2月10日 新装版第1刷
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山本兼一: ええもんひとつ とびきり屋見立て帖
- 2015年12月 4日 08:57
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名代の茶道具屋の愛娘だつたゆずは店の奉公人だった真之介と出奔、
幕末の京都で道具屋「とびきり屋」を営んでいる。
二人にわかるのは道具のことだけ。
でもその「見立て」力で、龍馬や桂小五郎らと渡り合い、動乱の京を生き抜いていく。
2012年12月10日 第1刷
2014年7月25日 第2刷
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