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ブックレビュー: 2015年6月アーカイブ

中村彰彦: 真田三代風雲録(下)

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天下分け目の関ヶ原合戦を前に、真田昌幸と次男真田幸村は長男信幸と訣別、東西両軍に分れることに。

昌幸らの奮闘もむなしく西軍は敗れ、昌幸と幸村は高野山へ流される。

その後、雌伏の時を経た幸村のもとに、豊臣秀頼から出陣の申し入れが。

徳川家康に「日本一の兵」と称された幸村が大坂の陣で放った乾坤一擲の大勝負とは・・・・・・・。

2015年2月15日 初版第1刷発行

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逢坂 剛: 平蔵の首

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「平蔵の首を見た者は、だれもいねえのよ。」盗賊、黒蝦蟇の麓蔵は復讐を遂げるため、いまは平蔵の手先となった女に案内を頼んだ「平蔵の顔」。

両国橋の界隈で、掏摸を働いていた姉弟に目をつけたところ、思わぬ大事件にあたる「繭玉おりん」。

2014年9月10日 第1刷
2015年3月25日 第4刷

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田中啓文: 鍋奉行犯科帳 京へ上った鍋奉行

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大坂の町に、将軍家治のご落胤「天六坊」なる者が現れた。

すわ天下を揺るがす一大事!のはずが、こんな時でも大食漢の西町奉行・大邉久右衛門の頭の中は美食の探求一辺倒。

貧乏長屋「業突屋」のトキ婆さんからもらったハゼを天ぷらにしたのだが、どうにも口に合わない。

実は大坂と江戸の天ぷらには大きな違いがあって・・・・・・・。

2014年12月25日 第1刷

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山本兼一: 狂い咲き正宗 刀剣商ちょうじ屋光三郎

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幼いころから、刀がもつ摩訶不思議な美しさに憑かれてきた光三郎。

将軍家の刀管理を司る御腰物奉行の長男に生まれながら、名刀・正宗を巡って父・勝義と大喧嘩をし、刀剣商に婿入りしてしまった。

ある日、絶縁したはずの父が弱り果てて訪ねてくるが・・・・・・・。

2011年9月15日 第1刷発行

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