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ブックレビュー: 2013年3月アーカイブ

佐藤雅美: 白い息 物書同心居眠り紋蔵

img-321083402.jpg紋蔵が深川の元締め殺しの背後にある事情に心痛めていた折り、例繰方での経験を生かして、将軍の御前で裁きを披露する「吹上上聴」で扱う事件に、先例がないことを確かめてくれと頼まれた。が、先例を知っていた紋蔵は苦慮の末に逆転の手を閃いて・・・・・・。

2008年2月15日 第1刷発行

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佐藤雅美: 四両二分の女 物書同心居眠り紋蔵

img-309151430.jpg隠売女(売春)の罪で36人が検挙された。彼女らに前代未聞の刑〝吉原送り〟が敢行されようとしている。しかも、奉行所は彼女らを入札で吉原者に値をつけさせて、その金を御金蔵に納めるという。世間の非難浴びるであろう刑に反対する紋蔵は一計を案じるが・・・・・。

2005年2月15日 第1刷発行
2010年4月15日 第6刷発行

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宮部みゆき: ぼんくら(上)(下)

img-214085042.jpg「殺し屋が来て、兄さんを殺してしまったんです」-----江戸・深川の鉄瓶長屋で八百屋の太助が殺された。その後、評判の良かった差配人が姿を消し、三つの家族も次々と失踪してしまった。いったい、この長屋には何が起きているのか。ぼんくらな同心・平四郎が動き始めた。

2004年4月15日 第1刷発行
2011年9月12日 第35刷発行

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宮部みゆき: ぼんくら(下)

img-219084213.jpg「俺、ここでいったい何をやっているんだろう」。江戸・深川の鉄瓶長屋を舞台に店子が次々と姿を消すと、差配人の佐吉は蒼白な顔をした。親思いの娘・お露、煮売屋の未亡人・お徳ら個性的な住人たちを脅えさせる怪事件。同心の平四郎と甥の美少年・弓之助が、事件の裏に潜む陰謀に迫る。

2004年4月15日 第1刷発行
2012年9月26日 第36刷発行

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佐藤雅美: 老博奕打ち 物書同心居眠り紋蔵

img-226164521.jpg博奕打ちの親分・仁吉が殺しの指図をした疑いで、大番屋にしょっぴかれた。ところが仁吉は強請りもたかりも一切しない気性のさっぱりした男。腑に落ちない紋蔵は、仁吉を取り調べている北町臨時廻りの弥三郎に探りをいれるが・・・・。見当違いをやりながら、ついには真相を明らかにする。

2004年7月15日 第1刷発行
2010年5月14日 第10刷発行

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