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ブックレビュー: 2013年2月アーカイブ
佐藤雅美: お尋者 物書同心居眠り紋蔵
- 2013年2月20日 08:52
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呉服屋の息子が義父殺しの罪で磔を申し渡され、美貌の内儀が冤罪を晴らしてほしいと助けを求めてきた。自分の手には負えないと断った紋蔵だが、生来の好奇心は抑えきれない。臭う、この事件にはからくりが・・・。二転、三転の末、行き着いた結末とは?
2002年6月15日 第1刷発行
2008年1月15日 16刷発行
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池波正太郎: 真田太平記(一)(二)(三)(四)(五)(六)(七)(八)(九)(十)(十一)(十二)
- 2013年2月16日 09:51
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(一) 天魔の夏
天正10年(1582年)3月、織田・徳川連合軍によって戦国随一の精強さを誇った武田軍団が滅ぼされ、宿将真田昌幸は上・信二州に孤立、試練の時を迎えたところからこの長い物語は始まる。武勇と知謀に長けた昌幸は、天下の帰趨を探るべく手飼いの真田忍びたちを四方に飛ばせ、新しい時代の主・織田信長にいったんは臣従するのだが、その夏、またも驚天動地の事態が待ちうけていた。
昭和62年9月25日 発行
平成22年3月30日 58刷
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池波正太郎: 真田太平記(十二)雲の峰
- 2013年2月16日 08:52
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(十二)雲の峰
関ヶ原の折の屈辱を忘れかねる徳川秀忠は、家康が死去するとただちに信之の真田藩に襲いかかった。秀忠は、信之の側近に送り込んだ隠密を使い、冬の陣の直後に幸村と密会した事実を突いて取り潰しに追込もうとするが、ただ一人生き残った草の者お江の活躍で信之は難をまぬがれる。そんなある日、上田城に向井佐助の最期を見とった摂津の農夫が遺品を届けに現われる・・・・・・・。
昭和63年2月25日 発行
平成23年8月20日 50刷
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佐藤雅美: 男嫌いの姉と妹 町医北村宗哲
- 2013年2月 5日 08:40
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浜松町の茶問屋「駿河屋」の姉妹は揃って器量よし、財産もあるが、結婚しないまま三十路を過ぎた。この先、気に入らない親戚に家を継がせるのも業腹だ。そこで妹のちよは名案を思いつく。白羽の矢が立ったのは、芝神明前の腕利き医師・北村宗哲のもとに出入りする浪人、長井半四郎。が、元渡世人の宗哲は、群雄割拠する江戸の裏社会に顔が利くだけあって、半四郎もややこしい状況に置かれていた。
平成24年12月25日 初版発行
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