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ブックレビュー: 2012年12月アーカイブ
新田次郎: 雪のチングルマ
- 2012年12月26日 08:54
- ブックレビュー
童歌をうたうと必ず雪崩で死ぬという怪談に抗いながらも囚われた若者の苦悩と悲劇を描いた表題作、アラスカ現地に取材した異色の傑作「真夜中の太陽」、実感をこめて富士のおそろしさを表現しきった「春富士遭難」、スキーヤーの身勝手さを衝く「コブシの花の咲く頃」など全六篇。
2012年2月10日 新装版第1刷
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池波正太郎: 真田太平記(十)大阪入場
- 2012年12月 5日 11:25
- ブックレビュー
(十)大阪入場
徳川家康が方広寺の鐘銘に難癖をつけるなどして強引に豊臣方を開戦に追い込むのを見てとった真田幸村は、密かに九度山をぬけ出て大阪城に入ることを決意する。大阪入場を果たした幸村は、外濠の外に真田丸と名づけた小さな砦を設け、これに拠って徳川軍を散々に打ちすえる。この一戦によって幸村の武名が初めて天下に轟くが、すでに家康の和平工作が淀君周辺に及んでいるのだった。
昭和63年1月25日 発行
平成22年10月30日 49刷
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