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ブックレビュー: 2012年11月アーカイブ
池波正太郎: 真田太平記(九)二条城
- 2012年11月12日 08:45
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(九)二条城
淀君によって大阪城から一歩も外に出されたことのなかった秀頼であったが、豊臣家を思う加藤清正らの奔走によって、ついに二条城において家康との対面が実現する。しかし立派に成長した秀頼の姿は、あらためて家康に豊臣家取潰しの決意を固めさせ、甲賀忍びに清正毒殺の使命が下る。東西手切れに向かって情勢が緊迫する中、その日を見ることなく真田昌幸は九度山で永眠する。
昭和63年1月25日 発行
平成22年2月5日 47刷
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辻堂 魁: 天空の鷹 風の市兵衛
- 2012年11月 3日 08:33
- ブックレビュー
高砂が流れる北相馬藩江戸藩邸で、勘定人・中江作之助が斬殺された。算盤侍〝風の市兵衛〟はね病死と報された息子の死に疑念を抱き、出府してきた老侍・中江半十郎と知り合う。やがて遺品の勘定書を託された市兵衛は、それが藩を壟断する一派の悪行が記された物と気づく・・・・・・。かつて〝相馬の鷹〟と呼ばれた老父とともに、市兵衛は卑劣な罠が待つ藩邸へ向かうる
平成23年10月20日 初版第1刷発行
平成23年11月10日 第2刷発行
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