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ブックレビュー: 2012年10月アーカイブ
佐藤雅美: 密約 物書同心居眠り紋蔵
- 2012年10月19日 09:25
- ブックレビュー
長男長女も独立し、のどかに過ごす藤木紋蔵の家へ、近くの長屋に住むいたずら坊主の文吉が、遊びに来たまま居ついてしまった。どうしたものかと思っていたが、手習塾の席書会で、文吉が書いた「へのへのもへじ」が大名家の詐欺事件解決の手がかりに。いったい、文吉は厄介者か、福の神か
2001年1月15日 第1刷発行
2010年7月15日 第18刷発行
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池波正太郎: 真田太平記(八)紀州九度山
- 2012年10月 1日 08:47
- ブックレビュー
真田昌幸・幸村のために関ヶ原の決戦に間に合わなかった徳川秀忠は、家康から痛烈な叱責をうける。家康は真田父子に切腹を申しつける決意でいたのだが、真田信幸の舅で徳川家譜代の重臣・本多忠勝の戦も辞さぬ助命嘆願に屈して紀州九度山に蟄居させられることとなる。わずかの家来だけをつれて九度山に移った父子は「関ヶ原の戦い」が再びおとずれる日を夢みて孤立した日々をおくる。
昭和62年12月20日 発行
平成22年11月5日 51刷
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