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ブックレビュー: 2012年5月アーカイブ
佐藤雅美: 恵比寿屋喜兵衛手控え
- 2012年5月24日 08:34
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争いは世の常。江戸の世で、その争いの相談所が恵比寿屋のような公事宿だ。ある日、若者が恵比寿屋わ訪れ、兄が知らぬ男に金を返せと訴えられたと相談した。喜兵衛は怪しい臭いを感じとる。事件の真相は如何に?
第110回直木賞受賞作です。
1996年9月15日 第1刷発行
2006年3月24日 第23刷発行
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北沢 秋: 奔る合戦屋(上)(下)
- 2012年5月19日 09:37
- ブックレビュー
天文二年(一五三三年)、若き石堂一徹は、中信濃の豪将・村上義清に仕えていた。秀でた武芸と並外れた戦術で、家中で台頭していく一徹。それに伴い、村上家は中信濃での勢力を磐石なものとしていった。朝日という素晴らしい伴侶を得た一徹は、愛娘にも恵まれ、すべてが順風満帆に見えたが・・・・・。
2012年3月18日 第1刷発行
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北沢 秋: 奔る合戦屋(下)
- 2012年5月19日 08:13
- ブックレビュー
怒濤の躍進を続ける石堂家だが、新参であるため村上家に古くから仕える譜代の臣に疎んじられるようになる。同じ頃、甲斐の武田信虎は中信濃に侵攻しつつあった。村上と武田の争いが熾烈になるなか、村上義清と石堂一徹の関係は微妙に変化していく。「家臣の才能が主君のそれと比べて釣り合いを逸すると、互いに不幸になるのではないか」
2012年3月18日 第1刷発行
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山本兼一: 火天の城
- 2012年5月11日 09:24
- ブックレビュー
信長の夢は、天下一の棟梁父子に託された。天に聳える五重の天主を建てよ!巨大な安土城築城を命じられた岡部又右衛門と以俊は、無理難題を形にするため、前代未聞の大プロジェクトに挑む信長の野望と大工の意地、情熱、創意工夫------すべてをのみこんで完成した未曾有の建造物の真相に迫る。
2007年6月10日 第1刷
2009年7月15日 第4刷
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