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住まいのギャラリー: 2018年1月アーカイブ

Refom Case 10 木造住宅耐震改修No.3

劣化部材を取替、筋かいを入れ直し、耐力壁を設け、接合部を接合金物で補強したので、

外壁に構造用合板を張り、基準耐力をアップさせます。

構造用合板は9㎜以上を使用します。

東面合板張り

構造用合板を張る前に、外壁の断熱改修も行いました。

高性能グラスウール100㎜を充填断熱しました。

CIMG2262

構造用合板に使用する釘とその間隔も決まっています。

釘はN50、四周打ちで間隔は@150㎜です。

釘間隔

合板張り北面
構造用合板張り施工状況

外壁の構造用合板を張り終えたので、透湿防水シートを施工します。

CIMG2310

次に外壁下地の施工にかかりました。

外壁下地北面

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Iwami house part 10 新築中No.1

木造3階建、45分準耐火構造仕様の店舗併用住宅の建築に着工しました。

準耐火構造とは、準耐火性能に関して政令で定める技術的基準に適合するもので、国土交通大臣が定めた構造方法を用いるもの

又は、国土交通大臣の認定を受けたものをいい、「準耐火性能」は、「通常の火災による延焼を抑制するために当該建築物の部分に必要とされる性能」と定義されています。

当該建設地が準防火地域であり、木造建築では準耐火構造が要求される地域です。

初めに、現有建物を解体撤去します。

上屋の撤去が完了したので、基礎の撤去を行い、整地して地盤調査にかかりました。

 

P4250136

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地盤調査の方法として、簡便に許容地耐力を確認できる「スウェーデン式サウンディング試験」が一般的に採用されています。

この方法は、平成13年国土交通省告示第1113号に基づき地盤の許容耐力度を算定するものです。

試験結果から、地耐力不足が懸念されるため、基礎下に地盤改良を行い、計画建物への長期安定性を確保するため、杭工事を行うことにしました。

まず、杭の打設位置を決めます。

P4260001

P4260008

見えづらいですが、鉄筋に赤のテープを巻いて杭の打設位置を決めます。

P4260006

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Reform Case 10 木造住宅耐震改修No.2

柱、間柱、横架材の劣化部の補強及び補修が終了したので、壁の補強にかかります。

壁の補強には、「筋かいを入れる」方法と「面材を張る」方法があります。

今回の耐震補強は、両方を行い、「壁強さ倍率」の高い壁にします。

初めに「筋かい」を入れ、筋かい用金物で柱及び横架材に接合します。

X1
X1 ヘキサプレートSD取付状況

X2 (2)
X2 ヘキサプレートSD及びエーステンプレート取付状況

「筋かい」の下部です。筋かい用金物で柱及び土台に接合します。

X12 (2)
X12 ヘキサプレートSD及びエーステンプレート取付状況

この住宅では、X通りが1から17まで「筋かい」を入れ直し、上部と下部をそれぞれ柱及び横架材、土台と接続しました。

Y通りは1から14まで同じように「筋かい」を入れ直し、接続金物を用いて補強しました。

Y5
Y5

Y12
Y12

「筋かい」以外の接合部も補強します。土台と柱も接合金物を使用し、耐震補強します。

東面プレート (2)

東面プレート (13)
フラットプレートSD取付状況

柱と梁・胴差・桁も可能な部分については、平12建設省告示第1460号に定められた接合金物で補強します。

東面プレート (8)

東面プレート (7)

 

東面プレート (10)
ヘキサプレートSD及びフラットプレートSD取付状況

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