台湾へ御礼行脚

NPO薔薇香る癒し岩見沢と交友関係のある
台湾新竹県にある生活美学館との、おみやげ開発と
東日本大震災に対し義援活動を積極的に行っていただいた御礼。
今後、岩見沢と台湾新竹県との観光・経済・産業の友好関係を勧める為
とっても、慌ただしい2泊3日で台湾に訪問した報告を・・・

6月中に訪問しようと考えていたが、スケジュール的に空きは
6月12.13.14日しか空きが取れず、急遽2泊3日で訪問

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初めての台湾で、台湾桃園空港に到着。特に問題もなくスムースに入国
使われているのは台湾語であるが、全て漢字であるので
文字を観れば、何となくニュアンスは伝わる。
空港からは現地案内人がホテルまで連れて行ってくれた為、特に苦労もなくホテルへ

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台北市の中山北路にある山水閣ホテルに到着
台湾は国全体が禁煙法で2009年から公共施設などでの喫煙が禁止になっている。
ヘビースモーカーの私が、煙草を吸えないのを覚悟で行ったのだが、

ホテルの入口には堂々と灰皿が置かれていた・・・?
どうやら、公共的な建物内では禁煙で、外では吸っても良いらしい・・ホッとした。

到着したのが夜だったので、空腹を満たそうとホテルの回りを散策

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2丁ほど歩くと、台湾ではおなじみの夜市があった。のだが!
台湾料理独特の香辛料には、なかなか馴染みがないので鼻をつく
きっと、日本では馴染みのない八角(スターアニス)だと思われる。
甘いシナモンのようで山椒が混じったような独特の臭い。

色々散策してみたモノの、さすがに美味しく食べられそうもないので
セブンイレブンで台湾の幕の内のような弁当とサントリードライを買って
ホテルに戻り夕食とした。

っが、しかし、台湾の幕の内弁当も得意の香辛料で味付けされていた。

翌日の朝、ちょっと早起きをして、ホテルの回りを下見を兼ねて散策
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面白いと思ったのが、全ての建物がアーケード付き!!!
岩見沢のように歩道上がアーケードではなく
建物を建てるときに1階歩道側をアーケードとして建築しているのだ
ちょっとビックリ!

でも、台湾の暑さを考えると、とても理に叶っている。
先ずは直接、日にあたらないし、全ての店が強烈にクーラーが効いているので
その冷気がアーケード内に漏れて、とても涼しい。
確か日本でも、どこかの商店街が似たような事をしていたなぁ~

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これから新竹県に向かう為に利用する、地下鉄駅「台湾MRT民権西路駅
この駅からMRT(地下鉄)で3つめの駅がHSR(台湾新幹線)の台北駅
ちなみに台湾新幹線で使われているのはJR東海の700系と同じ新幹線

高速道路を移動しても、ほとんど日本と同じETCも当たり前
案内表示の色形も同じ、走っている車も同じ、外国とは思えない。
ただ違うのは、車は左ハンドルで右側通行。漢字は読めるけど言葉は通じない。

ホテルに帰る途中、モスバーガーを発見!!

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売れ筋のハンバーガーが載っていたが・・・??
全然モスバーガーじゃない?豆腐入りが1位???
ハンバーグではなく卵焼きのようなモノ??理解不能。

さすがに食文化の違いにビックリ。


 


台湾への御礼行脚2

2日目、目的の新竹県へMRT(メトロ)とHSR(新幹線)を乗り継ぎ
ホテルを出て1時間ほどで新竹県の新幹線駅に到着

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近代的な立派な駅である。
到着すると、今回お世話になった新竹県県政顧問の黄さんと
先月から新竹の大学でお世話になっている息子(長男坊)が迎えてくれた。

到着するやいなや、早速、打合せ&挨拶回り。

先ずは新竹県の友好関係のある生活美学館へ
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こちらも立派な建物である。こちらは日本で言うところの社会教育関係の市民大学
のような職業訓練校のような観光ボランティアなど複合的な国の施設。

今年の冬の間にお願いしていた、特産の自然石(トルマリンやゼオライト)を使った
バラのモチーフを作ってもらうと言う打合せを・・・
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私の隣で説明してくれて居るのが、県政顧問の黄さん

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こちらが試作品の天然石で出来たバラのモチーフ、大きさは1.5cmほど
この石で出来たバラのモチーフを岩見沢バラ園のオリジナル薔薇グッツとして
完成させていく。
予想以上の出来である、価格は1,000円以内で抑えれそうだ。

ちょうど昼頃だったので、生活美学館の近くで美学館の人たちと一緒に
昼食を取る事となった。

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奥に居るのが私で、隣の若いのは先月から台湾に来ている息子
その隣が黄県政顧問、黄さんのアシスタントの林さん
手前が生活美学館の研究組の廖さんと左手前が館長秘書の陳さん
昨日の夜市のような強烈な刺激臭はないが、さすがに本場の香辛料がきつい。

 

次に向かったのは新竹県政(北海道で言うところの道庁)
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当日は県長(知事)が中国本土に出張中の為、代わりに綜合発展局長の何さん
が対応してくれた。渡辺市長からのメッセージを手渡し会談へ。
何(Ho)局長は日本で言うところの総務企画局長にあたるのかな?
会談では新竹県と岩見沢市との観光・経済・教育の交友について
前向きに考えて欲しいというような内容であった。

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会談後、交通旅遊局の巫局長と王副局長と話をし、帰りに山ほどの
お茶を土産として持たされた。

その後、新竹で一番大きい大学、明新科技大学へ移動、とにかくハードである。


台湾へ御礼行脚3

慌ただしいスケジュールの中、次に訪問したのが
新竹県最大の大学、明新科技大学
在校生は1万5千人いると言うからビックリ。
出迎えてくれたのは、台湾の温泉王らしき大学のOB会長の曽さん
早速、学長室へ移動し大学長の馮学長と教務長の張先生と会談
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話が進んで、岩見沢と大学連携が出来ないかと言う話や
駒澤大学が撤退したため、明新科技大学で岩見沢に分校を作れないか
と言う話など、とても前向きな話が出来た。
ちなみに、全て中国語で会話なのだが、私に専属で日本語教師の曽先生が
通訳として付いてくれたので、スムーズに会話する事が出来た。

とても友好的な会談を終え、明新科技大を後に
時間的にティータイムの時間という事もあり
台湾の芸術家の彭坤炎さんの工房へ

彭さんは、日本でも個展を開くほどの台湾では有名な漆工芸家
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天然漆を使い、粘土のように練ったモノを重ねて積み上げていく
ちなみに、上の作品で制作に1年くらい掛かるそうだ。

その彭さんの、お宅にお邪魔し、入れたてのウーロン茶を戴きながら、庭で取れた
台湾バナナやパイナップルをつまみ、話をうかがった。
大変面白い話を聞かせていただき、辺りも薄暗くなってきたので夕食に出かける事に

夕食は新竹の、ちょっとレトロなレストラン
そこで出迎えてくれたのが、今、息子がお世話になっている大華技術学院の大学長夫妻
お世話になっている御礼と記念品を渡し記念撮影
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やっと、ビールにありつけた!石慶得大学長と彭さんも、お酒は好きなようで
ビールが進む。呑んだのは台湾ビールで、意外とあっさり美味しい(オホーツクビールのよう)
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料理は中華で、正直、ここのレストランは美味い!(酔って名前は忘れてしまった)

会食には大学の助教授の林さんや息子と仲の良い学生、ちょっと遅れてきたのは
副学長の李先生。李さんは両手に酒を抱えて現れた。
持ってきてくれたのは、アルコール度数65度の焼酎と30年物の紹興酒
これがまた、回る回る。私も大学長も彭さんも、てろんてろん
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すっかり仲良しになってしまった、芸術家の彭さん。

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大学長とも、馬が合い。大変楽しい晩餐会となった。
夜も更け、これから約1時間かけてホテルに帰らなくてはならない為
解散し新竹の新幹線駅まで送ってもらった。

帰りの新幹線で、呑みすぎのせいで爆睡してしまい、他のお客さんに起こされる始末
フラフラしながら、なんとか地下鉄にも迷わず乗れて、無事ホテルに到着
大変忙しいけど、楽しい一日となった。
次の日、朝一の飛行機で日本へ、新千歳の税関で、麻薬犬に、なつかれてしまったが
無事帰国する事が出来た。
次回は岩見沢市役所の担当者と台湾政府と直接、会談できる状態で行かなければ。
以上で台湾御礼行脚報告を終了。