評判通り涙で涙で、読めなかった本
と言えば皆さんご存知だろうが、そう!村上たかしのベストセラーコミック
『星守る犬』のことである。
人生に挫折した「おとうさん」と愛犬ハッピーとの心温まる物語で、6月11日
に全国東宝系で公開開始された。
人生のレールからこぼれていくお父さんに、最後まで無償の愛を注いでくれた犬が
いた。
寂しくて、悲しくて、愛おしい、演じるなら自分しかいないと言った西田敏行。
作家の重松清さんは
「読み終えた瞬間『おとうさん!』という声が遠くから聞こえた。涙が出た!
せつなくて、うれしかった」と語っている。
死んだはずのお父さんの元に、傷付いたハッピーが寄り添うと、お父さんが生き返り
ハッピーが「あっ!ひさしぶりに散歩ですか?お父さん」というラストシーンは涙が溢れ
だす。
評判通り涙で涙で、読めなかった本である。
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