奇跡としか言いようがない・・・・・
今日のタイトルでほとんどの人が何のことか分かると思うが
そう!チリ北部のサンホセ鉱山の落盤事故で、地下700mに取り残された
33人の救出作業である。
商売柄、地中に孔を開けるというのがどれだけ大変なことか重々分かるだけに
今回の救出劇はまさに奇跡としか言いようがない。
ただ、昼夜を問わず孔を掘り続けた人々もすばらしいが、やはり地下700m
で66日間以上耐え続けた33人には讃える言葉さえも見つからない。
とんでもない暑さ、サウナのような多湿、耐えられない悪臭、薄い酸素、そして
なにより生きて帰れるかと言う不安。
人間の極限状態で本当によく生き続けたものである。
地上に上がったら必ずチリ国旗を掲げ、「チリ万歳!チリ万歳!」と喜び叫ぶ姿を
見ると、国旗・国歌でもめている国が恥ずかしくなる。
とにかく素晴らしい人々である。
ノーベル平和賞なんかでもめている場合ではない。
日本時間の午前8時40現在、30人が救出され残りあと3人。
あと3人で本当の奇跡が起こる。
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投稿者:ryogo | 日時:2010年10月14日