大忙し、春の暗渠排水工事
先日、空知総合振興局(旧空知支庁)発注の大願(おおねがい)の現場の
安全パトロールを実施した。
パトロール内容等の真面目な話はブログなんぞに書いても面白い訳がなく
今日はその工事のメイン工種でもある暗渠工事について書いてみる。
幾度もブログ等に書いているが、今年は例年になく天候不順で、連休こそ
まあまあの天気であったが、その後は雨・雨・雨・雨・・・・・・・・・。
現場担当者も眠れない毎日が続いたが、5月15日から好天が続き、客土
工事も順調に進みいよいよ最後の暗渠排水工がスタート。
ここで最新の暗渠工事を紹介しよう。
普通の人には見慣れない機械であるが、写真左の青い機械がトレンチャー
というもので、細~い溝をあっと言う間に掘ってしまう優れものである。
フルオートのレベラーも装着されていて、一度高さを決めてやればその先
は一定の深さと勾配で掘ってくれる。
φ100mmの合成樹脂管を布設したらその後は疎水材(ビリ砂利)の充填
であるが写真右の緑色の機械がビリ投入機である。
一度に3くらいのビリ砂利が積載可能で、写真はIHI製のとにかく便利な
機械である。
そしてこれまたあっと言う間に暗渠管の布設が完了するのである。
ビリ投入もちゃんと地表面から25cm下がりで綺麗に仕上がっている。
この後は表土を埋め戻して暗渠工事完了である。
ちなみにこの施工方法だと、一日2,000m布設可能である。
ともあれ凄い機械たちである。
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