のんびりとした休日は洋風親子丼を作る
今年の連休は、後半になるほど天気も良く暖かな日が続いた。
とは言っても、どこへ行くわけでもなく家でゴロゴロするのが関の山である。
と言いながら、5月3日の憲法記念日に洋風親子丼を作ってみた。
なぜ憲法記念日に親子丼かと言うと、それはまったく関係ない。
では抜群に旨い洋風親子丼の作り方を順を追って説明しよう。
先ず鶏肉であるがムネ肉でもモモ肉どちらでも良いが、やはり少し高価な地鶏を
お奨めする。
今回は比内地鶏のモモ肉を使った。3cm位の大きさに切り軽く塩・コショウを
しておく。(写真は約5人前の量)
ここから洋風になるのだが、フライパンに少し多目のバターを溶かし弱火で鶏肉
を炒める。
鳥は火が通りにくいのでじっくりと時間をかけて炒める。右写真のように焦げ目が
付いてきたら一瞬だけ強火にして白ワインをふり掛ける。
この後、炒めた鶏肉は別の器に移し1時間ほど冷まし味を熟成させる。
ここから玉子とタレの話をするが、玉子はやはり親子丼の命である。
最低でもこのランクの玉子を使って欲しい。
次にタレであるが、長年の経験から下手に醤油や味醂や砂糖やらと迷わないで
これが一番確実で一番旨いと思う!
この割したを半分に薄め、100ccほど親子丼鍋に入れて火にかける。
この時けっして強火にしないのがコツ。
軽く煮立ってきたら先ほどの鳥肉を入れる。
ソテーしてあるので軽く味がしみる程度でよいが、決して焦がしてはいけない。
今度は玉子2個をとき、肉にからめる様に3分の2ほどかける。
10秒ほど煮立てて、写真のような半熟状態になったら火を止め蓋をする。
このまま待つこと30秒、ふたたび火を付け残りの玉子を入れる。
この時、鍋のふちには入れず真ん中あたりに玉子をかける。
そして鍋をゆすりながらご飯をもった丼に移す。
ジャーン!!絶品洋風親子丼の完成である。
ここで断っておくが、海苔とか三つ葉とをかけると折角のバター風味が損なわれる
ので決して和風のものはかけないこと。
ちなみにこのレシピを教えてくれた人によると、ケチャップを軽くかけても旨いらしいが
それは次回試してみる。
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