チロルその後(5)
常に成長し続け、生物学の常識を打ち破る勢いで大きくなっていた
チロルも、最近その成長が止まりつつある。
と言うのも、先日最新式の伸びるリードを新しく買ってあげたのだが
そのリードで散歩をすると自由に伸びる分だけ運動量が増え、素晴ら
しいダイエット効果を生み出しているみたいである。
このように今までは行けなかった道路わきの雪山へもスイスイ行ける。
毎朝散歩に連れ出しているが、とにかくその運動量は半端でなく、つれて
歩く人間もかなり汗をかく。
それとどういう訳か高いところが好きで、よその家の階段や塀に登りたがる
し、除雪で出来た雪山をみたら
一目散で駆け上がる。
ただ足が短いため、降りるときはほぼ滑り落ちているようなものである。
その姿は実に滑稽でもある。
童謡に「ゆ~きやコンコ♪あられやコンコ♪・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
イ~ヌは喜び庭駆け回り♪ネーコはコタツで・・・・・・・・・・・・」
の通り、わが家の猫姫たちは
まったく外へ出る気配はない。
同じ動物でも違うものだとつくづく感じる時である。
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