「佐倉修行紀」その2
浅草寺で大吉を引き気分を良くし、次なる目当ては旨い天丼、それも
極上の天丼を食すべく伝法院通りへ・・・・・。
私が思うに、この伝法院通りはある意味一番浅草らしい風景のような気もする。
和と和、古と古、美と美など全てが見事に混ざり合い、この通りの空気に溶け込
んでいる。とにかく何度訪れても素敵な空間である。
話を戻すが、向かった天ぷらや屋は「日曜日は多分お客さんが並んでいるよ。」
と言われていたが「行くだけ行ってみよう」精神でその店まで行ってみた。
その天ぷら屋とは
そう!大黒屋である。幸い並んでる人はいないようであるし、この写真を撮って
いる時に2組ほどのお客さんが出てきた。
でも店に入ると1階椅子席は満席で、2階の座敷に案内された。
2階の座敷はなんだか入り組んでいたが、ほぼ満席状態。
そして聞こえてくる話声は、日本語、中国語、朝鮮語、英語等々・・・・・・。
あいにく桃知師匠は都合が悪く、この店で落ち合うことが出来なかったが
大黒屋名物の海老天丼&生ビールを注文した。
待つこと30分、極上の海老天丼の登場である。
ジャーン!!やはり色黒であった!そしてほんのり甘~い香り。
そしてドンブリを手に持ち一気に放りこんだ!変な説明なんかはしない、ただ
めちゃくちゃ旨い、なもかもなく旨い!それだけである。
朝草で食事を済ませたらお次はホッピー&モツ煮込みとなる。
当然向かった先は
浅草の代名詞、ホッピー横丁である。
そして浩司まで来たら桃さんに電話を入れる約束であった。
店の前で携帯を取り出した時「ryogoさん!ここ!ここ!」と聞きなれた声が。
そう!
桃知師匠は先に来られていたのだ。
早速ホッピーを注文し「カンパ~イ!」をした。ちなみに桃さんが飲んでいたのは
特製ホッピーとのこと。
やはりホッピー&モツ煮込みは抜群であった。(写真右上に見えるのは、この日
のお奨め馬刺しである。)
浩司は相変わらずの人気店で
日曜日の午後8時を過ぎているというのにこの有様。
マジ、浅草はいい街である。
しばらく飲んでいると、この店の主が挨拶に来てくれた
気さくで気のいい江戸っ子という感じがした。そしてサービスですとアジの
刺身を出してくれた。
写真は撮り忘れたがこれまた最高に美味であった。
自分で決めた門限が9時という桃さんであったが「今日はも少しいいかな?」
と9時半過ぎまで付き合ってくれた。
まあこの辺までは「修行紀」にはほど遠い感もあるが、いよいよ明日から佐倉
入である。
写真中央に浅草ビューホテルが見える。
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