涙と感動の大ロングセラー『手紙』を読んで・・・・・・。
先週末は岩見沢らしい雪の降り方で、ほんの2日間で辺りの風景が一変した。
そんな雪かきに疲れた果てた時は、何か心に残る本でも読みたくなる。
机の上に雑然と置かれている本の中から、まだ読んでいない本を探した。
途中で読むのをやめた本が数冊あったが、下のほうにカバーがまったく汚れて
いない一冊の単行本を見つけた。
そう、タイトルでお分かりだと思うが
直木賞作家 東野圭吾 涙のロングセラー『手紙』である。
この『手紙』、発売してまもなく買ったのだがもう一つ読む気が起きなかった。
その上、この『手紙』が映画化されることになり、ひねくれている訳ではないが
益々読む気がなくなり、机の片隅に置いてあった。
無論、その映画の内容や、主人公などにまったく興味はなく、いつ封切りになった
のかさえも知らなかった。
そんな時、以前友人が言った言葉を思い出した。それは「東野圭吾の手紙っていう本
ガツンと来たよ!最後は涙で涙で読むことが出来ないくらいだったよ。」であった。
で、読んだ!
一晩で読んだ!
そして泣いた!マジ最後は涙で涙でどうしようもなかった。
そしてこういうパターンは珍しいのだが、無性にその映画が見たくなり昨日その
DVDを借りてきた!
武島直貴に山田孝之、武島剛志に玉山鉄二、白石由美子に沢尻エリカ・・・・・・。
俳優の好き嫌いや、物語のスピード感は別にしても、それなりに楽しませてくれる
映画である。
そして最後はやはり涙した。
小田和正の「言葉に出来ない」がエンディングで流れ、あまりにその映像とマッチして
涙が止まらなかった。
そう考えると映画化される『のぼうの城』が大変楽しみである。
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