正月にいただいた旨い焼酎
ここで断っておくが、今まで正月と言えば必ず日本酒であった。
ただ今年はダイエットのことも考えて焼酎にしてみた。
してみたと言っても自分で買ったものではなく、兄が持参したものであるが
一旦わが家の敷居を通れば、その焼酎は私のものであり、何時・何処で・どの
ような飲み方をするかは私が決めることであり「お湯割りだ!」という兄のわが
ままな意見を完全に無視して今回は珍しい飲み方をしてみた。
その前にその焼酎を紹介しよう
熊本県球磨郡湯前町老神1873
(合)豊永酒造の球磨米焼酎 『一九道』(いっこうどう)である。
そしてどんな飲み方をしたと言うと、球磨の伝統的な飲み方でこの米焼酎
を直火で温めて飲むのである。
本来ならガラという酒器で温めるのが本当らしいが、そんなものがわが家に
ある訳がなく、普通の直火銚子をストーブに載せ温めた。
そして驚いた。直火で温めた一九道を一口飲むと、どこに隠れていたのかと
不思議なくらい甘味が広がり、最高の香りが漂い、「旨い!」という言葉しか出
てこなかった。
さらに、豊永蔵さんのお奨めのもう一つの飲み方である、一度直火で温めた
一九道を、氷を入れたグラスへ注ぐと甘くてまろやかな味わいになり、これまた
最高の米焼酎を堪能できた。
言うまでも無いが、この焼酎(1800cc)は2時間ほどで空になった。
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