昨日知った驚くべき事実、でも納得の事実
いま読〇新聞に「北海道はいいっしょ」というコラム欄がある。
昨日は第6号であったが、その記事には正直驚いた。
何と北海道の冬のアイスクリームの消費量が全国一というのだ。
総務省の家計調査では2009年の1~3月期の道内2人以上世帯の
アイスクリームの平均消費額は1252円で、全国平均は1000円以下
であり、北海道が格段に多いのだ。
鹿児島から道央の町に体験移住してきた夫婦が、連日の氷点下の気温
に慣れ始めたころ、変なことに気が付いた。
それは、近所の人たちの何とも不思議な部屋着姿であった。真冬だと言う
のに、家を訪ねてみると、Tシャツや短パン姿。自分達の住んでいた九州は
冬は家の中でも厚着をして過ごすのが普通なのだ。
そんな北海道の家庭の室温は、多くが25度以上なのだ。
なぜ、北海道の住宅は冬の気温が高いのか。理由については諸説があるが
過去の北海道の住宅、暖房器具の性能と密接な関係があるというのが、最も
説得力のある見方だ。
それは、今風の高断熱・高気密とはほど遠かった昔の住宅で、石炭ストーブを
煙突が真っ赤になるほど焚き続け、部屋の中は30度近くにもなったというのだ。
その南国のような部屋の中で、ステテコ&シャツ姿で過ごすという習慣がそのまま
継承され、真冬でも夏のようにアイスクリームを食べ冷えたビールを飲むという
伝統的なライフスタイルとなったのだろう。
ただ最近は、地球環境問題に対する関心が高まり、二酸化炭素を極力出さない
生活が定着しつつある。
ただそう言いながらも、昨日は新聞片手にテレビを見ながらビールを飲んでいた
自分の姿は、上がTシャツ、下がパジャマであった。
タグ: