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あのボーイング787が初飛行に成功!

ドリームライナー・空に限りない夢とよろこびを・・・・・・をキャッチフレーズ

に開発が進められてきた次世代中型旅客機ボーイング787が空を飛んだ。

 

 

比類なき燃料効率、優れた環境パフォーマンス、高い旅客快適性を実現させた

B787が、12月15日米ワシントン州エバレットで初飛行に成功したのだ。

 

 

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でもこの初飛行までには想像をはるかに超える苦難の道を歩いてきたのだ。

 

 

当初このB787は2007年に初飛行を計画していたのだが、組立工程や

部品調達の遅れ、操縦コンピューターの開発問題等でその計画が大きく

遅れ、各国の航空会社がら注文のキャンセルさえ出始めていた。

 

 

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だがボーイング社の優れた技術陣が、なんとか09年中の初飛行に成功した。

 

 

そしてこの夢の旅客機はボーイング社の製品でありながら、日本のメーカー

が深く関わっているのだ。

 

 

機体製造の35%を富士重工業、川崎重工業、三菱重工業の3社が担当

しているほか、この飛行機の最大の特徴でもある、機体の約半分に従来の

アルミ合金やジュラルミンを使わず、炭素複合繊維を使って機体の軽量化を

図ったのだが、その炭素複合繊維は日本の東レが一括受注した。

 

 

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ボーイング社の旅客機製造には過去にも日本のメーカーが参加しているが

一機あたりの分担比率はB767で15%、そして今や中型旅客機の中心的

存在のB777でも21%だった。B787はついに3分の1を超え「準日本製」

と言っても過言ではない。

 

 

そしてB787のもう一つの特徴はその翼の長さである。標準タイプのB787

-8型機でいえば機体の全長が56,72mであるのに対し、全幅が60,12m

と3m以上長い。

 

 

ほぼ同じ機体長のB767-400ER型が全長61,3m、全幅51,9mであるのに

比べると、その主翼がいかに長いかが分かる。

 

 

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エアラインへの引渡しは2年以上遅れているらしいが、全日空が55機を発注

済みらしい。

 

 

とにかく航空業界の期待を集めているだけに、商業路線への就航が本当に待ち

遠しい。

 

 


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