ジブロックの中の何やら白い塊の話。
先週末、サロマの深場釣りの話をして、最後に「ジブロック・・・・・・・・???」
次回それを明かすと書いたので、今日はその話しをしよう。
無論、この白い塊は船の上で製造したものであり、当然釣りに関係ある
のだが、正直言うとこの物体の製造過程を写真に収めることは不可能
に近かった。
そう!釣ったばかりのアオゾイを船上でさばく(それも3枚におろし皮ま
で剥ぐ)のである。とてもデジカメを持つ手ではない訳で、完成したもの
を撮るのが精一杯である。
さあ!それではお見せしよう!
あの白いものはキッチンペーパーであり、その中から黒いものが・・・・・・。
もうお分かりかな?! そう、これは昆布である。
釣りたてのアオゾイを最高級の日高昆布で〆たのである。
自称「活アオゾイの船上昆布〆め」である。
このテリを見て頂きたい!昆布の塩分が新鮮なアオゾイの身を引き締め
何とも言えぬ旨さをかもし出すのである。
マジ!これは旨い!! この時期、ビールとの相性は最高である。
でもこのアオゾイ、昆布〆だけが最高級品ではない。
2日ほど冷蔵庫で寝かせ、水分を抜き、脂をまわすと、魚本来の旨みが
ぐっと出てきて、これまた最高級のお造りを楽しめる。
ウロコも取らず、内臓もそのままで、新聞紙に包んで氷温庫に入れておく
だけでいい。
本当はこれをさばくプロ並みの腕前をお見せしたいのであるが、船の上と
同様、これをさばいている最中はデジカメはとても持てない・・・・・。
で、ほどなくアオゾイのお造り完成である。
上品な脂が最高に旨い!
マジこれは釣り人しか味わえない、最高の贅沢である。
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