遼君は今季ツアー2勝目、亮君は今季サロマ2回目!
10年ほど前は、巨人が劇的な勝ち方をした次の日は必ずスポーツ新聞を
買ったものだが・・・・・。
今はこの人が勝ったらスポーツ新聞を買うことにしている。
小樽の女神が最後まで微笑み続けてくれた。
石川 遼、今期のツアー2度目の優勝である。
今日のスポニチの記事には『決めれば優勝の最終18番、下り2,5メートルの
バーディパット。「ショートして、プレーオフになってもいい」。カップ1個左へ向け
石川が優しくタッチしたボールはスライスラインをゆっくりと転がり、最後は
カップ右側から吸い込まれた。「ボールがどうしようか悩んでいるような転がり
方だった」。』と書かれていた。
遼君、本当に強くなった!
単独首位で迎えた最終日。「スコアを伸ばさなくても勝てるかも?!」と考えた。
だがボギーが先行し、6番のスコアボードで2組先の片山晋呉に並ばれている
ことを知ると「今まで通りやろう」と攻めの姿を取り戻した。
そして片山やB・ジョーンズに並ばれた重圧は半端なものではなかった筈だが
それを押しのけ見事に優勝した。
最後にB・ジョーンズの胸で涙を見せたが、見ていた私もジーンときた。
話はちょっと逸れるが、B・ジョーンズという男は素晴らしい人間だと思った。
17番、18番と惜しいバーディーパットを外した時、数人のギャラリーが拍手を
した。
解説者も話していたが、あれは良くない!!超一流のプレーヤーが超一流の
技を見せてくれているのだ。
石川 遼を応援する気持ちは分かるが、絶対にやってはならないことである。
だがB・ジョーンズは嫌な顔一つ見せず、最後に勝者を祝福した。さらに「遼は
最高のプレーヤーだ、おそらく日本一だ!」と絶賛したのだ。
年齢も34歳と、ちょうど遼君の倍である。多分、石川はラウンドしながらジョーンズの
人間の大きさを感じたのであろう。
それがあのスーパーショットを生み、優勝につながったのであろう。だからこそジョーンズ
の胸で泣いたのであろう。
正直B・ジョーンズも好きになった。次回からはジョーンズも応援しよう!
最後に、タイトルの「亮君はサロマで・・・・。」は、また次回報告する。
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