インフルエンザと北の国から
日本でも400人近くが感染し、今なおその勢いが衰えていない(H1N1)
インフルエンザ。
そこでちょと調べてみた。
インフルエンザの歴史は大変古く、古代エジプトにはすでにインフルエンザと
みられる病気の記録がある。
その時代は何と呼ばれていたかは不明であるが、インフルエンザという名前は
16世紀のイタリアで生まれた。
それは、流行性感冒の病名を「影響」を意味する「インフルエンツァ」から来た
もので、日本の「インフルエンザ」は英語読みである。
今回、水際対策でその感染経路を絶とうとしたが、ウィルスを吸い込んだ場合の
潜伏期間は1日~1週間程度。
潜伏期間は無病状であり、機内検査を受けても迅速検査の対象にはならない。
まあアメリカの統計で1957年(昭和32年)以前に生まれた人は感染しない
というデータを信用しよう。
で、今日のタイトル『インフルエンザと北の国から』の話をするが、北の国から
は皆さんご存知、北海道富良野市を舞台にしたフジTVのテレビドラマで1982年
~2002年の放映された超人気番組である。
富良野の大自然をバックに田中邦衛、吉岡秀隆、中嶋朋子演ずる黒板親子
の家族愛を描いたヒューマンドラマであり、数々の名場面で日本じゅうが
涙したものである。
視聴率も高く、2002年9月に放映された『北の国から2002年 遺言』は
38、4%の視聴率で、その年の最高視聴率を記録した。
それ以降、富良野は北海道を代表する観光名所となり、2002年には何と
249万人の観光客が富良野を訪れたのである。
最近は経済状況もあり、観光客は多少減少しているらしいが、先日ある人
からこんな話を聞いた。
それは修学旅行の話で、何でもこの時期は毎年、本州から高校の修学
旅行で320校がこの富良野を訪れるらしい。
一校あたりの平均生徒数が400人とすると、毎年128,000人がこの
富良野に来る計算になる。
そのほとんどがこの富良野で宿泊するというのだから凄い経済効果である
それが今年は新型インフルエンザの影響でほとんどがキャンセルになった
というからその損出は計り知れない。
何とも変な因果である・・・・・。
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