何か釈然としない法律改正
先々月の末、机の中を整理していたら少々シワが付いた封筒が出てきた。
それは(財)建設業技術者センターから来たもので、監理技術者資格者証の
更新の案内であり、昨年の9月頃届いていたが有効期限が今年の2月で
あったので、机の中に入れたままであった。
この監理技術者資格者証は5年に一度の更新で「もう5年経ったんだー?!」と
中を開けると、何かいつもと雰囲気が違うのである。
建設業法の一部改正・・・・・・ | 資格者証と技術者講習・・・・・ |
と、また得意な法律改正の説明が・・・・・。
今までこの監理技術者資格者証の更新は、車の免許と同じく、更新のための
講習を受講し、一枚の資格者証(免許証)を携帯すればよかったのである。
だが今回の改正で、監理技術者資格者証と監理技術者講習修了証の二つを
所持しなくてはならず、なおかつそれが必要な工事が拡大されたのである。
この監理技術者制度は今から10年前に始まったばかりであり、やっとその意味
を把握できるようになったばかりである。
さらに今回の改正で、更新に掛かる費用も相当増えたのである。
けちな事を言うようであるが
監理技術者講習の受講料・・・・・・・・・・・・・・10.500円
監理技術者資格者証交付手数料・・・・・・・・ 7.600円
証明写真代 ・・・・・・・・・ 1.500円
資格証送付封筒・切手代 ・・・・・・・・・・ 290円
交付書類送付書留代 ・・・・・・・・・・ 330円
合計 20.220円となる
確かに建設業にとっては大事な証明なのかも知れないが、あまりにも高過ぎる!!
自動車の免許更新にいくら掛かるの?って聞きたくなる。
さらに全国各地で行なわれる技術者講習も
こんな感じの部屋で・・・・ 朝の9時から 夕方5時まで
通信衛星放送を利用して行なわれるのである。
ちなみにこの日は全国で1,700名が受講したようである。
計算は簡単!! 一日で1,700万円の講習代がどこぞやの機関に
入るのである。
何か釈然としない法律改正である!!
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