現場のイメージアップ&創意工夫&地域貢献
今年は過去に例を見ないほどの暖冬であるが、ここ4日~5日、冬将軍が
最後の意地をみせているような感じで、厳しい寒さが続いている。
昨年10月に受注した、石狩川開発建設部発注の滝川河岸保護工事も
この寒さで空知川の水嵩も減り、残りの工事を早朝から急ピッチで進め
られている。
この日、河岸部ではステップの護岸工と覆土作業、河川部では水制工
の作業を行なっていた。
水制工とは川底の洗掘を防ぐため、重さ3トンの根固めブロックを河床に沈める
作業であるが、3トンのブロックを河岸から20m以上離れた場所へ設置するの
である。
上の写真でもそのスケールの大きさはある程度分かると思うが
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80トン級のクローラークレーンに、42,5mと言うかなり長い主ブームを取付け
こんな感じで1個1個慎重に設置していくのである。
まあ工事に興味のない方は、あまり面白くは無いと思うので、難しい話はやめて
主題の話をするが、最近の公共工事は、その現場での創意工夫や地域貢献等
が求められ、更には暗いイメージを払拭すべくイメージアップも義務付けられてい
るのである。
そして現場担当者が考えたのが、当社が得意??とする雪像造りである。
そう!この雪像で一石三鳥をと考えたのである。
この雪像は、空知川と国道38号線の間に作られ、片手に交通安全の旗を
持っている。
そしてその雪像は、以前どこかで見たアンパンマンである。
ただあの雪像より技術的に数段進歩しているし、雪もかなりきれいである。
正面(38号線登り方向)から見たら、その雪像の高い完成度が伺える。
この国道38号線は、片側2車線で中央分離帯もあるため道幅が相当広く
下り方向からこの雪像が見えるかどうか心配したが
このように「交通安全」の文字がはっきり見える。
ちなみにこのワンショット、再びあのパイロットの真似をしてしまった(反省)
そして窓からデジカメを出してシャッターチャンスを伺っていた時、なんと
対向車線に赤色灯をクルクル回したパトカーが!!!
一瞬「ヤバイ!!」の3文字が頭に浮かんだが、そのパトカーのおまわりさん
は2人ともあの雪像を見ていたのである。多分・・・・・・・。
思わず「ラッキー!!」と叫んでしまった。
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