深川の老舗天ぷら屋で最高に旨い天定を食べる
先週末、とある会議で深川市へ行った。13時からの会議であり、当然その
前に昼食をと考えていたが、無論その昼食の場所も考えていた。
その場所は、創業40年という深川の老舗天ぷら屋『蝦天』である。
大きな蝦が目印であるが、どんな人間が見ても、一目で天婦羅屋だと
分かる。
こういう店に入るとまず最初に悩む事がある。それはほとんどの人がそうで
あると思うが、天丼にしようか、天婦羅定食にしようかである。
あの甘じょぱい煮切り丼つゆがたっぷりかかった天丼か、揚げたての熱々
天婦羅を、さっぱり天つゆで頂く天婦羅定食か、この馬鹿でかい湯呑み茶碗
をいくら眺めていても決まらない。
熟考の末(本当はお連れの方が2人ともそれを注文したからで)、本日の
昼食は天婦羅定食に決定した。
待つこと15分、皿に載りきらないほどの山盛り天婦羅と、湯気の上がっている
天つゆも載せた大きなお盆が運ばれて来た。
とにかく豪華である!
舞茸、ピーマン、茄子、カボチャ、キス、イカ、大葉、レンコン、春菊
そして大振りの海老が2本
そしてこんなところに
老舗ならではのこだわりか・・・・・・・。
そしてこの天婦羅の味は、いまここで説明するまでもない。まあ天婦羅の
王道とだけ言っておこう。
ちょっと余談かも知れないが、3年ほど前にもこの店に来た事がある。
その時に食べたのが「超特大ジャンボえびフライ定食」であった。
これも深川の名物であるが、私の知る限り北海道で一番デカイえびフライ
である。
帰り際、別のテーブルの客に、丼つゆがたっぷりかっかた天丼が運ばれて
いった。
正直その時「やっぱり天丼にすれば良かったー」と思った。だが逆に
天丼を頼んでいたら、天婦羅定食にこれまた未練を残したであろう。
天ぷら好きの嫌な宿命である。
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