昨日の出来事
つい二日前に暖冬のことを書いたばかりなのに、昨日の昼過ぎから
横殴りの雪がワサワサ降り出した。
そして仕事が終わる頃には路面も真っ白になり、所々で吹き溜まりも
出来ていた。
あんな風に「気象庁の長期・・・・・・。」なぞと書いた罰であろうか、今日も
それなりに雪が降り続いている。
昨日は普通通り午後6時前にパソコンの電源を切り、長靴を履いて車の
エンジンを掛けに行き、10センチほど積もった雪を落とし帰路についたが
途中ありえないところで渋滞になっていた。
そこは毎日の通勤経路であり、交通量が少ないと言う利点もあるが、道幅
が狭くて大きな側溝もあり、有事の時はUターン出来ないというリスクもある
道路であった。
猛烈な雪が斜めに降っていて、視界は20mほどであった。
いまこの先で何が起こっているのか想像すら出来ない。
そして15分ほど時間が経過した時、雪の降り方が弱くなった。すると50m
ほど先にはパトカーや消防車らしきものが数台いて、沢山のパトランプが目
に入った。
時速2kmくらいの速度でその現場に近づいて行くと
こんな風に1台のワゴン車が側溝に落ちていた。
いや!落ちていたと言うより、落ちそうになっていたである。
この側溝は深さが3mほどある、農業用排水と雨水排水を兼ねた
大きな側溝である。
この位置で止まったのは奇跡かも知れない。
そしてあの消防車らしき物の正体は
サルベージカーであった。
幸い怪我人はいないみたいであったが、こんな光景を目にすると
これから始まる長ーい冬道の運転がなおさら憂鬱になる。
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