「オールウェイズ3丁目の夕日」的そば屋
それはまさしく、映画「3丁目の夕日」にそのまま使える店であり
レトロな雰囲気を作り出しているのではなく、50年前の姿そのまま
なのである。
その店は
三笠市幾春別町1丁目の『更科食堂』である。
「更科」とは、そば屋の老舗を意味する名前であるのに、あえて「食堂」を
付け足すあたりがこの店のこだわりかも知れない。
店内はノスタルジック感溢れ
昭和30年代そのものであり、一瞬ワープでもしたような錯覚に陥る。
意味があって貼られているのかどうかは別にして
こんな感じの絵や
サッポロビールの超レトロポスターなんかが貼られている。
そして何故か店内のあちこちに鏡が張られているのであるが
その全てが年代物である。
「砂金家具製作所」と書かれた鏡と、「住友石炭鑛業株式会社」の
寒暖計がこれまたいい感じである。
そして我々が座った席の横の鏡に
「馬渕製粉所 岩見沢市三条東一 TEL 46」と書かれていた。
そう、私の本家である(今は米屋はやっていない)
それにしても「TEL 46」は凄い。その昔、電話交換士にその番号を
告げて繋いでいたらしい。
そしてお待ちかね、昨日のお昼は
天丼(500円)と
かけそば(450円)をいただいた。
この店に来た時は、ほとんどがこの組み合わせであり、夏の暑い日に
かけそば⇔もりそばになるだけである。
ここの天丼、野菜のかき揚げを天つゆに浸けてご飯に載せただけの
いたってシンプル天丼であり、野菜はその日によって違うし、見た目も
誉めれるようなものではない。
でも何故か旨い!やたらに旨い!普通の人ならまず病み付きになって
しまう。
そして当然そばも旨い!天丼+かけそば=絶品満腹である。
ついでに言っておくが、ここの天ぷらそばは
こんな感じで、そう!あの天丼と同じかき揚げが載っている。
これもここの店の人気メニューである。
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