静かな北海道
先週降った雪がまだ解けずに残っている。
「もう根雪だろうか?」と思えるほど、毎朝の冷え込みが厳しい。
今時期の北海道は一夜にしてその姿を変えてしまう。
それは無論雪化粧のことであり、住む人はそれが当たり前のことの
ように思っている。
でもその当たり前のことが、この北の大地にとっては計り知れない恵み
であり、さらにしばしの静けさをも与えてくれる。
写真は今月の18日に、あまりにも空が綺麗だったので撮影した
ものである。
いま世の中では色々なことが起きている。
インド西部の都市ムンバイでは、鉄道や高級ホテルなど約10箇所で
銃の乱射や爆発を伴う同時テロ事件があり、100人以上が死亡したり
日本でも、元厚生省次官宅が襲撃され、3人が死傷するという事件も
起きている。
かたや政治の世界では、麻○さんと○沢さんがガキと同レベルの
口喧嘩をしている。
だがしかし、この白い大地では、そんなこともあんなこともまったく関係
なく思ってしまう。
写真は同じ場所で3日後に撮ったものである。
広い大地に降り積もった雪が、寂しさと静けさを引き連れてくる。
別に世の動きに関心が無いわけではないが、ほの北海道というところは
いい意味でも悪い意味でも静かである。
でも私は、そんな北の大地が好きである。
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