まだ秋の色が濃くない
昨日の朝と今日の朝、北海道は冷え込んだ。
無論、今朝の気温は氷点下であったし、初雪もとっくに降っている。
でも何故か、周りの景色がまだ濃い秋の色にならない。
抜けるような青空を、ゆったりとトビが飛んでいる。
このトビの高さは晩秋のそれではない。
『ブッチ・パルケ』の木々たちも、冬支度こそ終わっているが、まだ腕を
伸ばしたがっているようだ。
そしてとっくに散っているはずのノムラ紅葉も、その赤さを誇っているように
見える。
葉はすべて散ったポプラ。
雪に備えての枝落ちがほとんど無い。
玄関前のドウダンも、色こそ褪せたがまだ散ろうとは考えてないようである。
今日は11月の12日。
すべての生物が長い長い冬の準備を終えている筈なのに、何故かまだ秋の
色が濃くない。
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投稿者:ryogo | 日時:2008年11月12日