最近気なった二つのニュース
午前6時起床。真冬並みの寒波も過ぎ去り、抜けるような青空が広がり
小春日和とまでは行かないが、少しだけ日差しが柔らかな朝である。
いつもの様に新聞を取りに玄関へ行くものの、今日が休刊日である
ことに気づいて少し落胆したが、逆に『西武、シリーズを制し13度目
の日本一』という第1面の記事を見なくて済んだことに安堵もした。
仕方なくTVを点けたが、相変わらず二日酔いのおじさんが、偉そうに
画面の中で意味不明なことを話していた。
何となくその番組も見る気がしなくて他チャンネルをみたら、最近気に
なっていたニュースが偶然放映されていた。
一つは、日本政府の見解を大きく逸脱する内容の論文を書いて更迭
された、田母神前航空幕僚長のことである。
確かに航空自衛隊のトップである人が、「侵略国家」のことを執筆した
ことの是非を問われても仕方ないことである。
だがしかし、その「濡れ衣」という言葉がそれほど罪なことなのだろうか。
決して田母神氏の肩を持つ訳ではないが、その組織のトップがあえて
話したことだからこそ、もっと色々な意味でそのことを考えるべきでは
ないだろうか?!
前回も話したが、まだまだ重い罪を犯している族がいっぱいいるの
では・・・・・・・?!
彼は航空幕僚長=空将という身分を剥奪された、そしてその身分の
人しか与えられない定年延期が解かれ、その場で定年退職となった。
そこまでの成り行きに、これといった問題がある訳でないが、要はそ
の後が悪い。
そこの監督大臣さんや、与党の一部の人たちが、退職金の自主返納
のことで大騒ぎしたり、○主党の幹事長が、大阪の講演で「麻生総理
が国会で説明しない限り、給油継続法改正案の採決に応じられない。」
と話していることである。
米国の新大統領が決まり、世界中が大きく動き出そうとしているのに
この国の政治家さんはアホの集団かと言いたくなる。
くだらない事ばかりに頭を使い、我が党は我が党はと、バカの一つ覚え
みたいに自党自慢ばかりする政党のお偉いさん達も、はっきり言って
救いようがない!
まあ私一人が愚痴っていても仕方ないことであるが、「この国無くなるぞ!」
と叫びたくなる。
もう一つは、詐欺容疑で逮捕された小室哲哉容疑者のことだが
このニュースは気になるというより、気にしたくない話題である。
90年代、あの激しくも軽快なサウンドで数々の曲をヒットさせ、カラオケ
ブームの全盛期とも重なりまさにバブルの絶頂を極めた。
音楽プロデューサーとしての活躍も華々しく、生涯収入も100億円を
超えるという、音楽人の最高峰に登りつめたまでは良かったが、世界に
またがる豪邸・別荘・豪華クルーザー・億単位の高級外車・ファーストク
ラス飛行機貸切等の贅沢三昧もさることながら、莫大な借金を背負った
後も、月の生活費が800万円という「常識のずれ」が今回の事件の
発端となったのであろうが、まさにセレブが屈辱の汚水にまみれた
瞬間であった。
正直このニュースと、昨日の日本シリーズ第7戦のニュースはもう見た
くない!
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