幌加内のソバはあらゆる意味で日本一である
今年も9月の第一土曜・日曜に「幌加内 新そば祭り」が開催された。
その祭りとは、そばの生産量日本一の幌加内町を舞台に、道内各地から
そば好きと言うより、そば気違いが集まる年に一度の大イベントである。
2日間で4万人を超す人で賑わうお祭りで、道内外からそばの有名店が軒を
連ね、香り高い新そばを堪能できる。
人口2000人足らずのこの小さな町(面積は広い)だが、そばの作付け面積は
何と2700haもあり、生産量は2390tと全てが超ビックである。
北海道全体では16800haで都道府県別では無論日本一だが、幌加内はその
20%近くを占める。
ちなみに全国4位の青森県が約2900haであるから、いかに幌加内のそば畑が
広いか納得できる。
ここでちょっと勉強であるが、そばの栽培は、冷涼な気候で日照時間が長く、やせ
地で水はけが良い土地が適している。
更に、夜の冷え込みと日中の気温の上昇を和らげる朝霧の発生する条件が整えば
風味と栄養に優れたそばが採れるのである。
幌加内町はその全ての条件が整っているのである。
ただ一つ悲しいことに、これだけ沢山のそばが栽培されているのに、日本の
年間消費量の80%が輸入に頼っているのである。
日本の食糧自給率が40%を下回っているのは周知の事実であるが、まさか
そばがそれ以下とは・・・・・・。
写真は
幌加内の「八右ヱ門」の鴨せいろ(1100円)であるが、実はこの日うっかり
デジカメを忘れ八右ヱ門さんのHPからお借りした。
そしてその味は、ただただ絶品としか言いようがない。
そして昨日、岩見沢の名店「そば岩」でこれまた美味しいそばを食べた
最近は飲んだ帰りはラーメンや寿司ではない、メタボ対策でそばにしている
が、そばは結構カロリーが高いというのを最近聞いた。
でも
ざるそばは抜群に美味しく
お連れさんの
かしわそばもめちゃ旨そうであった。
タグ: