いい試合が台無しに・・・・
一昨日の30日に、WBAフライ級とWBCフライ級の世界ダブルタイトルマッチが
あり、坂田選手と内藤選手の両チャンピオンが見事防衛を果たした。
坂田選手の試合も素晴らしかったが、北海道豊浦町出身の内藤大助選手の
試合は最高に面白かった。
8回終了後「2-0」で挑戦者の清水がリード、10回開始早々、狙いすました
左フックが清水の顔面をとらえ、右の追撃でダウンを奪い、その後の連打で
初のKO防衛を果たした。
試合終了後「俺って相変わらずボクシングセンスねえなあ!」と照れくさそうに
話していた、その時
なんとリング上に、WBA1位の亀田興毅選手が・・・・・・・。
亀田選手は弟の大毅・和毅選手とこの試合を観戦していたらしいが、私個人
としは「これってあり?!」であった。
試合を中継したTBSの演出かと思ったら、どうやらそうでないらしい。
TBSには私と同意見の人の抗議の電話が殺到したらしい。
日本ボクシングコミッション(JBC)は、経緯を含め興毅選手に対する調査を
行うとのことであるが、この興毅選手のパフォーマンスは許されるべき行為
なのであろうか?!
JBCは「処分も検討する」と言っているが、はたして本当に考えているのやら・・。
昨年10月に行われた内藤大助VS亀田大毅戦で、大きな反則を繰り返し、1年
間の出場停止処分を受けたのはまだ記憶に新しい。
試合前、内藤選手にゴキブリだのクズだのと罵声を浴びせていた大毅選手が
次の日の記者会見で、魂を抜かれた半病人みたいな姿を見せたのも脳裏に焼き
付いている。
そして今回、抗議の電話が殺到している影に、その試合で兄の興毅が「ヒジでもいい
から目に入れろ!」と反則を指示したことが潜めいている。
そんな人間を神聖なリングに上げても良いだろうか、それも乱入同然で・・・・・・。
そして恥ずかしくもなく、内藤選手に次は自分と試合をやれと話したのである。
折角のいい試合がこの行為で台無しになってしまった。
この考え方に反論する人もいると思うが、今はまだ許してはいけない・・・・。
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