東京という所は・・・・・。
東京リポート最終回。
今回の宿泊場所は杉並区の阿佐ヶ谷にある某ホテル(写真で名前バレバレ)
である。
そこまではいいのだが、何とそのホテルの目の前に
杉並消防署がある。
そしてその挟まれた道路がマラソンで有名な青梅街道である。
丁度この時間は昼休みで、交通量もさほどではないが、朝夕の通勤時間帯は
その車の量たるもの半端ではない。
そしてこの二つの建物が向かい合っていることに問題があった。
それは真夜中のことだが、けたたましいサイレンが夢の中に居る私を叩き起こし
たのである。
ふと時計に目をやると午前1時30分。
大東京の動脈である青梅街道、真夜中とは言えかなりの交通量なのであろう
サイレンと共に「救急車が出動します!一時停車願います!!」とこれまた大きな
声がスピーカーから聞こえる。
そして同じことが、午前3時と午前5時半に合計3回あり、そのたびに目を覚まし
最後の5時半からは一睡も出来ずであった。
やはり東京という所は田舎者の私に不向きな場所であると痛感した。
朝食に行った時にホテルの人に「先に建ったのは消防署ですか?それともこの
ホテルですか?」と聞いてみた。
すると何の感情も表さず「消防署が先ですがー。」の一言であった。
朝の風景を写真に撮ろうと外に出た時である、これまた凄い音量のサイレンを
鳴らしながら今度は消防車が出動した。
その決定的瞬間の写真である。
本当に東京は忙しい街である。眠らない街とはよく言ったものである。
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