面白いもの(その2)
雪解けの大正池を見に行った帰り、またまた面白いものを
見つけた。
いや、面白いと言うより素敵なものである。
それは通学路に建てられた、手作り看板である。
ベニヤ板を黄色く塗って、黒い字で書かれた児童向けの注意
看板で、タル木杭に番線で縛ったごく簡単なものである。
だがこの素人っぽい看板に何か温かみを感ずるのである。
前に意味の分からない看板を紹介したが、ここの看板はちょっと
ばかり素敵である。
そしてこの看板を写真に収めているうちに分かった!ここは
「住民自治のモデル地区」であった。
緑ヶ丘町会を中心とした付近の5町会で「緑ヶ丘共和国」を
創った地区であった。
端的に言えば、防犯、防災、教育、介護。環境保全など
今まで行政が行っていたものを、団体自治や住民自治と
して代わりに行う事で、いわば地方分権のミクロ部分的な
ものである。
これからはこう言ったものが増えて行くのであろうが、
今回のような手作り看板は素敵だし温かみもあるが、時々
見たくない看板もある。
『チカン出没注意』の看板である。
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