福岡は雪と花粉と黄砂がお迎え(2)
昨日の続編であるが、あの湿った雪のなかを夏タイヤで
多少滑りながらなんとか博多へたどり着いた。
少し時間があったので5%観光枠で「太宰府天満宮」へ
行ってみた。
やはりここも雪で観光客は皆な傘をさしていたが、冬に傘を
持つことを知らない北国人はマフラーと手ぬぐいをほっかむり
しながら歩いた。
他の観光客にジロジロ見られるし、何より「菅原道真公」に無礼
この上ない格好であり、今になって猛反省している。
国の重要文化財に指定されている本殿で、右に見える梅の木が
有名な「飛梅」である。
もっと近くで撮れば良かったのであるが、この辺からみぞれとなり
体じゅう濡れねずみ状態となり、本殿の写真はこの1枚で妥協した。
参道も人こそ少ないが、歴史の重さが感じるたたずまいで、様々な
店が軒を連ねている。
その中で一軒だけ行列が出来ている店があった。
「梅ヶ枝餅」の超有名店「中村屋」であった。
早速買って食べてみたが、他店のものを食べてないのでここのが
旨いのかどうかは分からなかった。でも土産にと5個入りを一つ
買った。
この太宰府天満宮に隣接して九州国立博物館もあったのだが
5%観光枠を超えてしまう恐れがあったのでそこはパスした。
不思議なもので、先ほどまで花粉と黄砂に悩まされていたのだが
この神域に入ると、一切それを感じなくなっていてた。
やはりこのような歴史的建造物には、今の物理学では解明でき
ない何かがあるのであろう。
そしてこの紅梅も神域での神業であろうか
雪の中で見事に咲き誇っていて、しばし見とれるほど美しい梅であった。
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