写真
2年ほど前、趣味の本を買う為にとある書店に
立ち寄った時、たまたま買いたい本の横に
『アサヒカメラ』という写真・カメラ総合雑誌が
置いてあり、特に意味はなくそれも購入した。
家に帰ってページをめくると、写真コンテストに
応募された作品が数十枚あった。
写真と言うものにまったく興味がなかった私で
あるが、その作品を眺めていると、写真と言うものに
何か不思議な魅力があるように思えた。
それからさほど高級でないデジカメを持ち歩いて
なんでもない風景をカメラに納めるようになった。
ずぶの素人である私が何となく撮りたかった風景で、芸術性は
まったく無い。
しかし写真を趣味にしている人の気持ちが少し分かったような
気がする。
これは和歌山にある熱帯植物園にいた鳥であるが、あまりに
色鮮やかなせいか、まるで合成写真に見える。
これは品川駅前のオフィスビル郡の夕暮れ時の風景である。
なぜか分からないが、とても寂しい気持ちになった。
これは沖縄の北部の田舎町の一角である。こういう風景を眺め
ているとなぜか心が休まる。あの教科書問題なんかは異次元の
ことになってしまう。
最後は、長万部付近から内浦湾をみた風景である。これと言って
訴えるものがない写真だが、私のお気に入りの一枚である。
今や写真もアナログからデジタルに変わった。その道の人達は
やれアナログがいいだの、やれデジタルがどうだのと言うが
そんなことはどうでもいいと思う。プロであろうと何であろうと
その人の心に残るものが撮れればそれでいいと思う。
私がただ一つ思うのは、新しいデジカメが欲しいことである。
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