海の上で厳寒のカレイ釣り
先週の土曜日に海で船釣りをした
行ったのは新ひだか町(前の静内町)の海である。
この寒さの中、自殺行為と思う人も居るだろうが
やはり自殺行為であった
この日、岩見沢を出たのが午前2時半で、5時まえに静内の
手前の新冠町で買い物をした時、○○信金の温度計は何と
氷点下14℃であった。そしてまだ真っ暗である。
港を出るときも真っ暗で、写真は出港してから40分、日が出て
から20分ほどの時のものである。この時が一番寒い!
新冠の-14℃はいいのだが、この日は晴天であり大自然というものは
太陽が計り知れないエネルギーを地球に与えてくれる代償として、これまた
計り知れないだけの地表の熱を奪っていくのである。放射冷却現象である。
とにかく寒いのである。そして必ず「何故こんな寒中に海釣りなんかに来たの
だろう」と後悔するのである。
写真は小さな宗八ガレイが2枚釣れた私であるが、この時の
服装は、一番下が釣具メーカーから出ている肌着(水分発熱素材)
次がゴアテックスのズボン下、その上に厚手のズボン、その上に
雨ガッパ、その上に綿一杯の防寒着、最後に救命胴衣である。
細身の私も(嘘)モコモコであるが、それでも寒い!
宗八ガレイが釣れると多少寒さを忘れるが
外道のスケソウダラがくると意気消沈で寒さが倍増するのである
まして写真のように、タラ子もタチも放した後のスケソウは邪魔物
以外のなにものでもない。
結局この日はさほど釣果もなく、寒さで釣りにならなくなり早めに
竿を納めたが、まさに地獄の5時間であった。
帰港途中、寒さで震えていたが遠く日高山脈があまりにま美しかった
ので1枚写真を撮ってみた。
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