皆で語ろう!

続、夕張から・・・・・

先日夕張の記事を書いたが

もう少し夕張のことを語ってみることにする

夕張2.jpg

写真は志幌加別川に架かる、旧夕張鉄道の鉄橋である

 

 

 

夕張は北海道の中央部に位置し、かつては石狩炭田の中心都市と

して栄え、昭和35年には北炭、三菱系の3代鉱業所を中心に

117.000人の人口を抱える都市となった。

その名残の炭鉱専用鉄道が木枝のように張り巡らされ、なかには

『旧北炭夕張炭鉱専用鉄道高松跨線橋』等の有形文化財も多い

夕張3.jpg

夕張4.jpg

写真は炭鉱専用鉄道の古い橋台であるが、朽ちたコンクリートの

わずかな隙間からシラカバが生え、かなりの大木になっていて

その歴史を物語っているような気がする。

明治初期に、ライマン博士が「夕張川流域に石炭鉱脈の存在あり」を

発表してから130年余りの時が流れ、いま人口が12.000人にまで減った

街である。

そして昨年、財政が破綻し再建団体となった。

しかしこの地でしか生きられない人も沢山いる。

同じ空知人、いや同じ北海道人、いや同じ人間として何かをして

上げたいのは私だけではないはずである。

夕張1.jpg

『頑張れ頑張れ・夕張!!』


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コメント(4)

わかしよ

夕張の写真は、なぜか雪がしっくり来るんですよね。
何でだろうなぁ?

ここを、蒸気機関車(またはディーゼル)が石炭車を連ねて
走ったんですよね。

やっぱり、雪の姿がしっくりきますねぇ。

がんばれ夕張!2

ryogo

わかしよさん

ありがとうございます。
本当になぜ雪が似合うのか不思議です。
岐阜の白川郷も雪がやけに似合うのと同じでしょうか?
あと潜在意識からでしょうか、レトロな映画看板
も似合いますよね!

平野

今の夕張の姿が、将来の日本の姿である・・・。

というお話を聞いた事があります。というのも、元々の人口が10分の1に減っても生活圏のエリアはそのままで、すべてが分散した状態にある。

これって行政サービスにしても物流にしても、、ましてや今のコンパクトシティの概念からも大きく逆行する事なんですよね。

とは言え・・・

住んでいる人にとってはそんな簡単に「もっと中心部へ固まって住んでください!」などと言えるわけもなく。(自分だとしても考えますよねやっぱり・・)

まさしく、今後はこんな状態が日本という大きな範囲の中で生じてくる話なのでしょうね。


長々ゴメンナサイ。

ryogo

平野さん
>今の夕張の姿が、将来の日本の姿である・・・。
いいお話ですねー!?
でもまさにその通りなんでっすよね!
私の知人も夕張に住んでますが、大きな病気に
でもなったら・・・・と、かなり悩んでいました。
「地域格差が嫌なら、皆な東京に住めばいい」なんて
言ってる政治家もいたけど、今の夕張市民の前では
絶対に言えないですね!