続、夕張から・・・・・
先日夕張の記事を書いたが
もう少し夕張のことを語ってみることにする
写真は志幌加別川に架かる、旧夕張鉄道の鉄橋である
夕張は北海道の中央部に位置し、かつては石狩炭田の中心都市と
して栄え、昭和35年には北炭、三菱系の3代鉱業所を中心に
117.000人の人口を抱える都市となった。
その名残の炭鉱専用鉄道が木枝のように張り巡らされ、なかには
『旧北炭夕張炭鉱専用鉄道高松跨線橋』等の有形文化財も多い
写真は炭鉱専用鉄道の古い橋台であるが、朽ちたコンクリートの
わずかな隙間からシラカバが生え、かなりの大木になっていて
その歴史を物語っているような気がする。
明治初期に、ライマン博士が「夕張川流域に石炭鉱脈の存在あり」を
発表してから130年余りの時が流れ、いま人口が12.000人にまで減った
街である。
そして昨年、財政が破綻し再建団体となった。
しかしこの地でしか生きられない人も沢山いる。
同じ空知人、いや同じ北海道人、いや同じ人間として何かをして
上げたいのは私だけではないはずである。
『頑張れ頑張れ・夕張!!』
タグ: