皆で語ろう!

真冬のナナカマド

21日間続いた真冬日も昨日途切れた。

途切れたと言うと残念な事のように聞こえるが

住んでいる人は少しだけホッとする。

そんな厳しい寒さが続く真冬にナナカマドである。

 

と言っても、ナナカマドを鑑賞するのではなく、

ナナカマドの寒中植栽である。

さくら1.jpg

ここは岩見沢市の市道南町2丁目線で、昨年の暮れから○蓉建設㈱が

改良工事をしていて、そのなかの植栽工事をやらせて頂いたのである。

木というのは強いもので、このナナカマドは昨年12月の始めに掘取り

根ぐるみ1枚で年を越し、こうやって植えられたのである。

さくら2.jpg

春になるとこのナナカマド達も一斉に芽吹き始め、あの綺麗な葉と

可憐な実を付け、道行く人々の目を楽しませてくれるはずである。

はずであると書いたのは、やはり生き物であり、枯れないという保障

はないが、そこは造園専門業の技がさえる。

技というのは枯れてしまった木を、誰にも気づかれずに植え直す技である。

まさに電光石火のごとく、一瞬にして(たいがいは夜中か早朝)生きている

木に変身するのである。

さくら3.jpg

写真では分かりづらいと思うが、30分前に根鉢に入れた客土が

カチンコチンに凍っている。もうスコップも刺さらない・・・・・。」

この時の気温は氷点下8.5℃であった。

 

 


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コメント(4)

お嬢:

> まさに電光石火のごとく、一瞬にして(たいがいは夜中か早朝)
生きている木に変身するのである。


すごい技です。(笑)


ところで、こういった樹木を植え替えるのは
時期的に葉を落として休んでいる季節―例えば今頃がよいのでしょうか?
ジュランタタカタヅカという木の鉢植えがあるのですが
このところ葉が落ちてどうも成長が止まっているように見えるのです。
(枯れているとは思わない。笑)
春、新しい葉を出す頃に植え替えてあげたほうがいいのでしょうか?
って、こんなことこちらで伺っていいものか…(汗)

ryogo

お嬢さん

ありがとうございます。
今の土木建設業はこれくらいの技は普通です(笑)

>ジュランタタカタヅカという木の鉢植えがあるのですが

ジュランタ・タカラズカのことでしょうか!?
もしジュランタ・タカラズカならアメリカ原産の
熱帯系の低木らしいのですが、なんせ北海道の造園屋、
その木の知識は皆無です。申し訳ありません。

ただどんな樹木でも、枯れずに葉が落ちると言うことは、
休眠前の落葉樹か、弱りだしてる常緑樹です。
発根を促進する栄養剤を与えてみてください。

(追伸)
もし枯れてしまっても、責任は負いかねます(笑)

お嬢:

不得手な植物についてのお尋ね
申し訳ございませんでした。
早速、栄養剤をあげてみようと思います。
何せ茂らせるよりも枯らすことの方が多いもので…(滝汗)

ryogo

お嬢さん

私の分かる範囲でしたら何でもお答え
致しますので、どんな事でもお尋ね下さい。
それと、冬はどうしても鉢植えは弱りますが
きっとその木は元気になると思います。
でもなぜ私のように人間は冬でも丸々として
いるのかなー?(汗)