早く4月が来てほしい
昨年の11月28日にここに来た
12月11日に第1号がふ化した
そして今は全員が元気に泳いでいる
とご覧のとおり鮭の稚魚たちである。
今年は気温が低く人間は震えているが、稚魚たちには水温が
あまり上がらず、快適な冬らしい。
ということで、毎年恒例の鮭の稚魚飼育である。
そして4月になったら地域の子供達と一緒に、幾春別川に放流するのである。
この企画は「幾春別川をよくする市民の会」が行い、石狩川開発建設部
岩見沢市、岩見沢商工会議所青年部が協賛・協力をしている。
幾春別川は、上流のダムの影響などで、水位変動がおおきく、また付近の
地質・環境等から濁りやすい川であり、過去に氾濫したことも多く
鮭が遡上しずらい川であったが、近年になりこの川を愛する市民の力で
魚道が作られ、自然型の護岸を施し、河畔林の整備などで鮭が遡上しやすい
川に生まれ変わりつつある。
春になってこの稚魚たちを放流し、いつかこの川に戻ってくるのを待つだけの
ことしか出来ないが、この地球を未来の子供達に綺麗なまま残して上げる
ために、どんな小さなことでも我々が出来る範囲内で精一杯頑張りたいものである。
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