今日はエンジンだけ
今日はエンジンだけお見せしよう
ここまでの製作所要時間は3時間30分
普通の人がこの物体だけを見てもさっぱりだと思うが
これはF-1カーのエンジンで、今現在製作中の
ウィリアムズ・ルノーのエンジン(RS27型)である
手前にあるカッターとニッパーと比べれば、その大きさは分かるが
結構小さいく、細かい部品も多い。
シリンダーカバーのガンメタの色具合や、マフラーの焼けた感じの白も
満足であるが、ギヤボックスの黒(半つや消し)がやや失敗である。
ウィリアムズは1996年にフランク・ウィリアムズが設立したレーシング
チームで、ブラバムやマーチのシャーシを使用し、デ・トマソの援助をも受け
ルノーのエンジンを載せてから種々のレースで大活躍し、その名を世界に
轟かせたのである。
ここでF-1のエンジンの凄さについて少々勉強してみることにする。
一般的なF-1カーのエンジンは1500cc V型6気筒で600馬力を優に超す
1気筒あたり250ccで100馬力。まだ分かりずらいから4倍してみると
4気筒分1000ccで400馬力、リッターカーにしても凄いがさらに
F-1の最低車体重量は540kg、燃料が150L入るとして総重量700kg
これはほぼ軽自動車と同じ重さである。
要は軽自動車に400馬力のとんでもないエンジンを積んで走ることであり
アクセルを踏んだ瞬間に空に飛んでいくのではないだろうか。
まあとても恐ろしくて、とても乗れるものではない。
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