アスファルト
世の中には本当に便利というか優れ物がある。
それは誰もが知っているアスファルトのことで
写真のように、凍てつく寒さの中でも施工が可能で
出来上がりの見栄えもいい。
アスファルトと聞くと、何か人工的に生成されたように
思うが、実はアスファルトは原油に含まれる炭化水素類
の中で一番重いもので、天然素材そのものである。
であるからして、アスファルトの歴史は古く、古代から
天然のアスファルトが使われていた。
旧約聖書の『創世記』ではバベルの塔に接着剤として
アスファルトが使われている。
写真の現場は、いま話題になっているというか注目されている
『PFI』で造られている仮称「テナントビル」であるが。少々の
雪くらいは平気である。(土木工学的には問題かも)
このようにアスファルトコンクリートには、施工性、コスト等の
利点も多いが、熱に弱いという弱点もある。
であるからして、北海道の舗装といえばほとんどがアスファルト
舗装であるが、本州等では、セメントコンクリート舗装が主流である。
以前米軍が、とある海兵隊の基地で『ハリヤー』という、イギリスが
開発した垂直離着陸戦闘機を初めて迎えた時、着地地点がアスファルト
であった為に火が付き、そのハリヤーは高度10m位でホバリングをして
から立ち去ったという過去があった。
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